先日、Kindleから「分配金」に関するメールが届いた。
8月初頭に「Kindleインディーズマンガストア」にて、自作の漫画を無料公開したわけだが、それに対する「8月分の支払いのお知らせ」がメールされてきたのだ。
「無料で公開してるのに、金がもらえるのか?」
と、疑問に思う人もいるかも知れないので、一応その「からくり」を説明しておこう。
い、いや、とか言いながら、実はわたしもよく分かってないのだが……(笑)。
とにかく、金が有り余って困ってる(?)というKindle(Amazon)様が、「インディーズ無料マンガ基金」なるものを設立し、われわれのような「えせ漫画家」たちに金を恵んでくださるという、大変ありがたいシステムなのである。
詳しい計算方法は不明だが、ダウンロード数や閲覧ページ数などに応じて、作者に「分配金」が毎月、支払われる。ランキング上位者なら、月にウン十万円とか稼げるらしい。
なんという夢のような話だ。Kindle様、ありがとう。
……い、いや、残念だが、わたしは「ランキング上位者」ではない。
では、わたしを含む「ランキング圏外者たち」は、一体いくらぐらいもらえるのか?
色々と、他の人のブログ等を物色してみたのだが、今イチ、よく分からない。
そもそも、詳しい数字を公表するのはKDP(Kindle Direct Publishing)の規約違反であると言う人もいれば、堂々と自分のブログに公開してる人もいる。
しかも公開してる人は、数万円以上稼いだ「上位者」ばかりであり、わざわざ「下位者」が、恥をさらしてまで、わずかな金額を公表したような記事など、どこにも無い。
しょうがないので、わたし自身が、恥をさらそう(笑)。
ズバリ、8月分の支払いは1,613円 でした。\(^Д^)/
また、注文数(ダウンロード数)は、171件だった。(下図参照。クリックで拡大)
つまりダウンロード1件につき、およそ10円という計算になる。
……う~む。それにしても、なんとも「微妙」な金額である。
もう少し、もらえるかも…というような淡い期待は、見事に粉砕されてしまった。
どうせなら、いっそのこと、もっと少ないほうが「ブログネタ的」には面白かったような気もする。そういう意味では、どっちつかずで「中途半端」なのだ。
まあ、30年も前に描いた「ボツ作品」に対して、まさかの「原稿料」まで支払ってもらいながら、文句をいえた義理などないけれど……。^^