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2022年(寅年)年賀状

2022年賀状

来年の年賀状が完成しましたので、ひと足先に、配信させていただきます。

例年なら、年明けの最初の記事に年賀状をアップするのが「お約束」だったのだが、今回、ついうっかり先走って(?)配信することを、どうかお許しいただきたい。
と言っても、特別になにか深い理由があるワケではない。
ただ単純に、他に書くべきネタがないからだ。(笑)

今年最初の記事に「これから月イチぐらいのペースでブログを書きます」と言っておきながら、早くも「ネタ切れ」になりつつある。いやはや、困ったものだ。
しかし、そう宣言してしまった手前、「義務」は果たさなければならない。

……と言うことで、以上で「義務」は果たしましたので、これでおしまいです。^^
ではまた、来年お会いしましょう。(少し早いですが)良いお年を!

イラスト「風姿奇伝」

風姿奇伝扉

新作のイラストを描き上げましたので、ご報告申し上げます。
(上記画像をクリックすると拡大表示します)

さて、このイラストのタイトルについて、ちょっと説明をしたいと思う。
「風姿奇伝」という、なんだか意味ありげな(?)命名がなされているのだが、実はこれ、次回作として構想している漫画のタイトルなのである。
つまり、このイラストは、次回作の扉絵(予定)なのだ。

分かる人には分かると思うが、このタイトルの元ネタは「風姿花伝」である。
室町時代の能楽師・世阿弥の著書名から、一字をもじって、このタイトルに決めた。
つまり、次回作の構想として――

わたしは、世阿弥の伝奇ものを考えているのだ。

「ほ…本気かいな……?」
そもそも、短めのギャグ漫画とかを描いていた人間が、いきなり「長編歴史もの」を描こうなど、あまりの無茶苦茶さ加減に、わたしの正気を疑うひともいるかも知れない。
いや、誰よりも一番、わたし自身が、自分の本気度を疑っている。

最後の漫画「追憶荘の部屋」(←たった8頁のギャグ漫画!)を描き上げてから、かれこれ7年近くにもなる。さすがに、そろそろ新作を描かねばならないと考えている。
しかし、あまりにも「畑違い」のジャンル過ぎるし、結局、途中で挫折してしまう自分の姿が、もう、ありありと目に浮かぶようだ(?)。

――以上、結局どうするつもりなのか、よく分からない記事でした。
実際のところ、自分自身、本当に描く気があるのかどうか、まだ迷っているのだ。
もしかすると、この先、今回のこの記事をこっそり削除して、何事も無かったようなフリをしてる可能性がありますが、その時は、どうぞ、「お察し」くださいませ。^^

Kindleインディーズマンガでいくら稼げたか?

先日、Kindleから「分配金」に関するメールが届いた。
8月初頭に「Kindleインディーズマンガストア」にて、自作の漫画を無料公開したわけだが、それに対する「8月分の支払いのお知らせ」がメールされてきたのだ。

「無料で公開してるのに、金がもらえるのか?」
と、疑問に思う人もいるかも知れないので、一応その「からくり」を説明しておこう。
い、いや、とか言いながら、実はわたしもよく分かってないのだが……(笑)。

とにかく、金が有り余って困ってる(?)というKindle(Amazon)様が、「インディーズ無料マンガ基金」なるものを設立し、われわれのような「えせ漫画家」たちに金を恵んでくださるという、大変ありがたいシステムなのである。
詳しい計算方法は不明だが、ダウンロード数や閲覧ページ数などに応じて、作者に「分配金」が毎月、支払われる。ランキング上位者なら、月にウン十万円とか稼げるらしい。
なんという夢のような話だ。Kindle様、ありがとう。

……い、いや、残念だが、わたしは「ランキング上位者」ではない。
では、わたしを含む「ランキング圏外者たち」は、一体いくらぐらいもらえるのか?

色々と、他の人のブログ等を物色してみたのだが、今イチ、よく分からない。
そもそも、詳しい数字を公表するのはKDP(Kindle Direct Publishing)の規約違反であると言う人もいれば、堂々と自分のブログに公開してる人もいる。
しかも公開してる人は、数万円以上稼いだ「上位者」ばかりであり、わざわざ「下位者」が、恥をさらしてまで、わずかな金額を公表したような記事など、どこにも無い。

しょうがないので、わたし自身が、恥をさらそう(笑)。

ズバリ、8月分の支払いは1,613円 でした。\(^Д^)/

また、注文数(ダウンロード数)は、171件だった。(下図参照。クリックで拡大
つまりダウンロード1件につき、およそ10円という計算になる。

ダウンロード数の推移

……う~む。それにしても、なんとも「微妙」な金額である。
もう少し、もらえるかも…というような淡い期待は、見事に粉砕されてしまった。
どうせなら、いっそのこと、もっと少ないほうが「ブログネタ的」には面白かったような気もする。そういう意味では、どっちつかずで「中途半端」なのだ。

まあ、30年も前に描いた「ボツ作品」に対して、まさかの「原稿料」まで支払ってもらいながら、文句をいえた義理などないけれど……。^^