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新年のご挨拶

年賀状

あけまして、おめでとうございます。
昨年は、たったの2本しかブログを更新せず、どうも申し訳ありませんでした。
今年はなんとか頑張って、「3本」(?)ぐらいは更新したいと考えております。

さて、昨年の10月に、「年内までに漫画を1本配信します」と宣言しておきながら、
そのまま「梨のつぶて」で、結局、年を越してしまったことを深くお詫び申し上げます。
一体どうしたのかと言うと、実は、漫画を描かずに年賀状を書いていたからである。
「なんのこっちゃ?」と言われそうだが、まあ、いちおう言い訳をさせていただきたい。

上の絵は、その年賀状の図案なのだが、実は一枚一枚全部「手書き」で書いていたのである。
本当は、Photoshopでデザインして、一気にプリントするつもりだったのだが、
プリンタ自体がブッ壊れて、さっぱり動かなくなってしまったのだ。
そこで、新しいプリンタを近所のヤマダ電機に買いに行ったのだが、
なんと、わたしの使っている旧型のMac OS9に対応しているプリンタなぞ、
もうこの世には1台も存在していないという「驚愕の事実」が判明した。
店員にも訊いてみたのだが、「へ? Mac OS9? なにそれ?」と鼻で笑われてしまった。
……と言うことで、プリンタ購入はあきらめ、泣く泣く、一枚一枚年賀状を手書きしていたのだが、そうこうしているうちに、あっという間に12月は過ぎてしまったのである。

……な、なんのこっちゃ。まあ、われながら、ちょっと苦しい言い訳ですが、
とにかく、どうか皆さん、これに懲りずに(?)、時々は、このサイトに足を運んでいただければ幸いであります。忘れた頃に、ひっそりと新作漫画を配信してるかも知れません。
と言うことで、どうか、本年もヨロシクお願いいたします。

中間報告書

現在進行中の新作漫画につきまして、ご報告申し上げます。
とりあえずは、「3歩進んで2歩下がる」ような感じで、ちんたらちんたら、進んではいるのですが、さっぱり完成までにたどり着かず、ほとほと弱っている次第であります。
どうか、もう少しお待ちいただきたく、お願い申し上げます。

このGW期間中、このサイトのアクセス数が、思いのほか多くて、
もしかしたら「そろそろ新作が出来てるんじゃないかな?」と思って、足を運んでいただいた方が少なからず居るのではないかと思い、なんとも恐縮しております。

……と言っても、
いつもは週に1、2人ぐらいしか来ないところを、週に5人ぐらい来ただけなのだが、
しかし、この「年に1度、更新するかしないかも分からないような低級なサイト」にしてみれば、「週に5人来る」というのは、まさに“大事件”なのであります。
以前、このブログのコメント欄で「なんとか春ぐらいにはアップします」などと、「大いなる妄言」を吐いてしまったのだが、もしそれが原因なら、いやはや心苦しい限りであります。

と言うことで、お詫びの印(?)に「扉絵」を先行配信しようと思います。
どうぞ、ご覧になってください。(→クリック

「おいおい、扉絵なら以前も配信したじゃないか」と言うなかれ。
前回とは、微妙に変化しているのである。
一番の大きな違いは、少年の服装が冬服から夏服に替わったことである。また、隣の紳士が持っていたカバンも無くなっている。
つまり、執筆当初から、大幅に内容が変化してしまっているのだ。
描きはじめた頃は、あまり後先考えず「見切り発車」的に始めたのだが、描いてるうちにどんどん違う方向へ行ってしまった。もはや執筆当初に構想していたものは跡形もない。

例えば「カバン」について言えば、中からいろんな「道具」が出てくる、といった筋立てだったのだが、なんだか単調に過ぎるので、すべて削除することにした。
また、登場人物も、最初は3人ぐらいを想定していたのだが、増えに増えて、現在7人にまで膨れ上がっている。
もしかしたら、今までわたしの描いた漫画のなかで、最多人数になるかも知れない。
そんなに多くのキャラクターを動かす技量なぞ、わたしには無いぞ(笑)。

ともかく、いま現在、「あらぬ方向」へ突き進んでしまっているストーリーを、なんとか収束させようと、悪戦苦闘している最中でありますので、どうか、もう少しお待ちくださいませ。

……まあ、なんとか「夏」ぐらいにはアップするつもりでいます(笑)。

完成版「イーハトーヴの森」

新作漫画「イーハトーヴの森」が、やっとこさ完成いたしました。
昨年の10月以来、進捗状況ばかりを記事にして、「出るぞ出るぞ」と言い続けながら、
さっぱり出来上がらずに、配信が延びに延びてしまったことをお詫びいたします。

ちなみに、今回の作品は「完全な新作」であります。
これまで発表したものは、すべて旧作、あるいは旧作の焼き直しばかりで、
だいたい、どういった「反響」があるのか、ある程度は予想がついていたものなのだが、
しかし今回ばかりは、自分自身さっぱり予想がつかない。
実際、執筆開始から10か月、何度も何度も描き直しているうちに、面白いんだか、つまらないんだか、わたし自身、まったく分からなくなってしまった。
まあ、完成までに10か月も掛かったこと自体、明らかに「失敗作」だと思いますが……。

ともかく、
以前の記事にも書いたように、本作は宮沢賢治に対するオマージュであり、
氏の「どんぐりと山猫」「猫の事務所」「注文のない料理店」等々の、
どこか変テコで、愉快で楽しい「ドタバタ文学」(?)のような世界観が、少しでも表現できていたのなら、それだけで大成功だと思っております。
どうか「あたたかい目」で、お読みくださいませ。
→ホームページへ

追記:
コメントスパム防止のため、コメント欄に「認証コード」を付けさせていただきました。
これでスパムも来なくなると思うのだが、同時に、あまりの新作の「ショボさ」に、コメント自体も来ないかも知れませんが(……)。