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「ねじ式」パロディ漫画

ねじ式

お待たせしました。3か月ぶりの更新です。
「有限会社 夢幻堂」第2話を配信いたします。どうぞご覧ください。→コチラ

まあ、見てのとおり、つげ義春の「ねじ式」を一部パクったような場面が登場する。
一応説明すると、主人公の男は芸術家肌の漫画家で、貸本漫画時代(つまりガロ以前)に、「ねじ式」そっくりの作品を実は描いていたという設定なのである。

しかし、そもそもこんな漫画、描いて良かったんだろうか?
自分としては、これは「愛のあるパロディ」であり、いわゆる「パクり」や二次創作と呼ばれるものとは違うと思っているが、その境界線を、わたし自身よく理解できていない。
まあ「なんでもあり」のネット漫画だから好き勝手に描けば良いのかも知れないが、「キワモノ扱い」されたくもない。
なぜなら、自分自身、この作品は「傑作」だと思っているからだ。
「キワモノ」として見られるなど、心外である。(怒!)

しかしながら、今の時代、「ねじ式」を知っている読者ってどれだけ居るんだろうか?
いや、「ねじ式」どころか、それ以外にも結構マニアックなパロディが、この漫画には散りばめられているのだが、果たしてどれくらいの人たちが気付いてくれるのやら……?

……あ、あれ?
つまり結局この漫画って、マニアックで一部の人だけにしか理解できない「キワモノ漫画」っていう事になるのだろうか? う~む、心外である。(……)

「有限会社 夢幻堂」第1話

有限会社 夢幻堂

お待たせいたしました。
新作漫画「有限会社 夢幻堂」第1話を配信します。→コチラ

気付かれた人もいると思うが、本編の主人公は、旧作「あんぐら画廊」の父親役と同一人物である。
十数年前、その作品を描いた時にも「こいつで連載可能なんじゃないか?」と思ったほど、実はお気に入りのキャラだったのだが、結局、続きを描くことはなかった。

しかし今回、ついに満を持して(?)連載を開始する次第である。
つまり本作品は、十数年間、ずっと温め続けてきた渾身の1作なのだ。(嘘)

さて、ところで、ラストの場面について、ちょっと唐突に「尻切れトンボ」的に終わってしまった気がするんだけど、どう思われただろうか?
そもそもタイトルの「有限会社 夢幻堂」の会社名すら、まだ話の中に登場してもいない。
実を言うと、当初、この「第1話」は30ページ超あったのである。
しかし、ただのギャグ漫画としては、ちょっと長すぎるため、2つに分割しようと、話の途中で無理やり気味に「ぶった切って」しまったのだ。
そのため、ものすごく中途半端な「第1話」になってしまったかも知れない。

……と言うことで、現在、このまま引き続き「第2話」を執筆中であります。
とりあえず、秋頃には完成させる予定(あくまで予定)ですので、どうぞ、乞うご期待!

続・次回作に関するお話

次回作原稿

次回作の進捗状況について、ご報告申し上げます。
ようやくネーム(絵コンテ)が完成し、本格的に原稿執筆を開始しました。

上記のイラストは、その作品の一部を清書(原稿化)したものである。
前回、ネームとして同じ場面のものを配信しているが、それとは微妙に異なっている。
例えば、小料理屋の店先だったものが、普通の民家になっている。
また、掃除をしていた女の子を、椅子に座ってなにやら作業している形に変更した。

と言うのも、前回の記事にも書いたように、知り合い数人にネームを見てもらい、その際、みんなから「ダメ出し」されて、いろいろと手直しする羽目になったからだ。(^^;)

と言うことで、現在、鋭意執筆中ですので、もうしばらくお待ちいただきたい。
(……いや、待ってる人がいるのかどうか、知らんけど……)

予定としては「夏頃にでも配信できたらいいなぁ~」と考えております。