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処女作(!?)

全国約6人ほどの多田漫画ファンのみなさま、大変長らくお待たせいたしました。
満を持して(?)、自作漫画を配信させていただきます。

……と言っても、現在描いてる「新作」が出来上がったワケではない。
実は、きのう実家に帰っていて、ちょっと押し入れの整理をしていたら、
小学生時代に描いた漫画がゴロゴロと見つかったのだ。
なんとも「こっ恥ずかしい」作品のオンパレードで、
押し入れごと火をつけて(?)、闇に葬り去ってやろうかと思ったのだが、
「ブログのネタになるかな」と思い直し、ほんの少しだけ持って帰ってきた。

まあ、小学生が好き勝手に描いたような「シロモノ」なので、
どうか腹を立てることなく(笑)、「やさしいまなざし」でご覧になって下さい。

其の一(作者評:とても小学生らしい、ほのぼのとした作品)
其の二(作者評:小学生らしからぬ生活臭ただよう漫画)
其の三(作者評:な、なんじゃこりゃ?)

「漫画宣言」のその後

「漫画描きます」と高らかに(?)宣言してから、早いもので2か月以上が経過した。
「そろそろ完成してるんじゃなかろうか?」とか、
「早く『多田大先生』の新作漫画が読みたいわ」とか、
そう思いながら、時々このサイトに足を運んでくれる人もいるかも知れない。
(……い、いや、わたしの自分勝手な「妄想」か?)

ともかく、わたしの妄想上、全国で5、6人は居るだろうと思われる「一部のマニア」のために、
一応「進捗状況」を報告したいと思うのだが、
実をいうと、まだ半分くらいしか出来上がっていない。(……orz)

なにがそんなに時間が掛かってるのかというと、実はさっぱり絵が描けないのだ。
例えば、単純な人物のバストアップですら、デッサンが狂いまくってるし、
また、同じ登場人物の顔が、1コマ目と2コマ目では、明らかに顔が違っていたりする。
やはり、10年間のブランクというのは長すぎたようだ。
まさか、ここまで技術が無くなっていようとは、さすがに想像していなかった。

わたし自身、当初の予定としては、1、2か月くらいで「ちょちょいのちょい」で描き上げて、
「さすが! やっぱりプロはちがうなぁ」とか、
「10年のブランクなど、まったく感じさせない出来映えです」とか、
「さすがは腐っても元漫画家ですねぇ」(←誰が腐っとんねん?)とか、
「賞賛の嵐」でコメント欄を埋め尽くす「予定」だったのだが、
そんな「甘っちょろい期待」なぞ、ものの見事に粉砕されてしまった。

ともかく、果たしてこれから何か月かかるのか、自分でもサッパリ分からないのだが、
まあ、別に「仕事」としてやらされてるワケでもないし、
自分自身が充分に納得いくまで、
(せめて、同一人物の顔が、ちゃんと同じ顔に描けるようになるくらいまで……)
じっくりと、のんびりと描き進めていこうと思っております。

漫画描きます宣言

今日、画材屋で「漫画道具」一式を買ってきた。
い、いや、ウソではない。本当の話である。
まあ実際のところ、買ってきた当の本人が、一番「疑心暗鬼」なのだが、
とりあえず、なんとか重い腰を上げて、ふたたび漫画を描いてみようと思い立ったのだ。

漫画家を辞めて、かれこれ10年になるが、
正直なところ、わたしは二度と漫画なぞ描くことはないだろうと思っていた。
その一番の理由は、なんといっても「邪魔くさい」からである(笑)。
アシスタントなど、もちろん居るワケもなく、
ひとりで構想を練り、ひとりで下書きをし、ひとりでペン入れをし、ひとりで消しゴムをかけ、ひとりでスミベタを塗り、ひとりでスクリーントーンを切ったり貼ったりしなければならない。
もう想像しただけで、「ゲップ」が出そうである。

じゃあ、なぜもう一度描こうと決心したのか?
その理由はやはり、このサイトで知り合った数少ない「お客さん」に申し訳ないと思ったからだ。
昨年の10月に、自分の旧作をすべて配信し終わった際に、
「今度は新作を描くかも知れない」などと、
実は“これっぽっちも”思っていなかったクセに、そんな予告めいたことを書いてしまい、
その後、ズルズルとこのブログだけ更新していたワケだが、
しかし、このままではわたしはただの「詐欺師」になってしまう。
(もっとも、その「予告」を、どれだけの人が真に受けていたのかは知らないが……)

まあ、とりあえず予定としては、
「真田虫太郎探偵局」の第2話になるはずだった“幻の作品”を原稿化するつもりでいます。
この作品は、どっちかというと、コントじみたような、単なる言葉遊びを羅列したような作品で、わざわざ「漫画」として“魅せる”ほどの作品ではないかも知れない。
しかしまあ、「リハビリ」として描くにはちょうど良い程度の作品ではないかと思えるのだ。

……以上、
なにを血迷ったか、突然の「漫画描きます宣言」でした。
しかし、なんといっても10年ぶりのことだし、いつ完成するかサッパリ分からないのだが、どうぞ「長い目」で見守ってやって下さい。
まあ、なんとか頑張って「今年中」(?)には描きあげたいと思っております。