お待たせしました。3か月ぶりの更新です。
「有限会社 夢幻堂」第2話を配信いたします。どうぞご覧ください。→コチラ
まあ、見てのとおり、つげ義春の「ねじ式」を一部パクったような場面が登場する。
一応説明すると、主人公の男は芸術家肌の漫画家で、貸本漫画時代(つまりガロ以前)に、「ねじ式」そっくりの作品を実は描いていたという設定なのである。
しかし、そもそもこんな漫画、描いて良かったんだろうか?
自分としては、これは「愛のあるパロディ」であり、いわゆる「パクり」や二次創作と呼ばれるものとは違うと思っているが、その境界線を、わたし自身よく理解できていない。
まあ「なんでもあり」のネット漫画だから好き勝手に描けば良いのかも知れないが、「キワモノ扱い」されたくもない。
なぜなら、自分自身、この作品は「傑作」だと思っているからだ。
「キワモノ」として見られるなど、心外である。(怒!)
しかしながら、今の時代、「ねじ式」を知っている読者ってどれだけ居るんだろうか?
いや、「ねじ式」どころか、それ以外にも結構マニアックなパロディが、この漫画には散りばめられているのだが、果たしてどれくらいの人たちが気付いてくれるのやら……?
……あ、あれ?
つまり結局この漫画って、マニアックで一部の人だけにしか理解できない「キワモノ漫画」っていう事になるのだろうか? う~む、心外である。(……)