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2024年賀状

2024年賀状

あけましておめでとうございます。
新年最初の記事ということで、例年どおり「今年の年賀状」を配信いたします。

さて、上記の「年賀状」を含め、ここ最近イラストばかりを単発的に発表しているが、これは最近まったく漫画を描いていない事への「お詫び」の意味合いもある。

「イラストばっかり描いてないで、早く漫画を描け」
と言われるかも知れないが、いかんせん、ちっともアイデアが浮かばないのだ。
どうか、もうしばらくお待ちいただきたい。

……と言うことで、まだ新年が始まったばかりですが、どうにか今年中(?)には、なにかしら発表したいと考えております。^^

次回作に関するお話

次回作ネーム

上に掲げたイラストは、次回作のネーム(絵コンテ)の一部である。
まだタイトルは決まっていない。
いや、と言うより、この先本当に最後まで描き上げて配信にまで漕ぎ着けることができるのかどうか、まだ分からない。

前回(1年ほど前)わたしは「歴史もの」の漫画を描いて大失敗してしまった。
第1話だけを配信し、結局第2話を描かないまま「お蔵入り」してしまったのだ。
とりあえず第1話のネームが出来た段階で「見切り発車」的に原稿に着手してしまい、その後配信したのはいいが、知人たちから「ちっとも面白くない」とお叱りの言葉(?)を受けて、結局執筆を中断してしまったのである。

もう同じ「あやまち」を繰り返してはいけない。

今回、第1話のネームは描き上げたのだが、まだ原稿には着手しない。
このまま引き続き、第2話・第3話とネームを描き継いで、さらに知人たちにそのネームを見てもらってから、原稿に着手しようと考えている。
と言うことで、原稿の完成まで、もうしばらくお待ちいただきたい。

ちなみに、もし知人たちにネームを見せた段階で、もし今回も「ちっとも面白くない」と言われてしまった場合、この作品は原稿に着手することなく、そのまま永遠に「お蔵入り」となりますので、あしからずご了承ください。^^;

続・次回作に関するお話

次回作原稿

次回作の進捗状況について、ご報告申し上げます。
ようやくネーム(絵コンテ)が完成し、本格的に原稿執筆を開始しました。

上記のイラストは、その作品の一部を清書(原稿化)したものである。
前回、ネームとして同じ場面のものを配信しているが、それとは微妙に異なっている。
例えば、小料理屋の店先だったものが、普通の民家になっている。
また、掃除をしていた女の子を、椅子に座ってなにやら作業している形に変更した。

と言うのも、前回の記事にも書いたように、知り合い数人にネームを見てもらい、その際、みんなから「ダメ出し」されて、いろいろと手直しする羽目になったからだ。(^^;)

と言うことで、現在、鋭意執筆中ですので、もうしばらくお待ちいただきたい。
(……いや、待ってる人がいるのかどうか、知らんけど……)

予定としては「夏頃にでも配信できたらいいなぁ~」と考えております。

「有限会社 夢幻堂」第1話

有限会社 夢幻堂

お待たせいたしました。
新作漫画「有限会社 夢幻堂」第1話を配信します。→コチラ

気付かれた人もいると思うが、本編の主人公は、旧作「あんぐら画廊」の父親役と同一人物である。
十数年前、その作品を描いた時にも「こいつで連載可能なんじゃないか?」と思ったほど、実はお気に入りのキャラだったのだが、結局、続きを描くことはなかった。

しかし今回、ついに満を持して(?)連載を開始する次第である。
つまり本作品は、十数年間、ずっと温め続けてきた渾身の1作なのだ。(嘘)

さて、ところで、ラストの場面について、ちょっと唐突に「尻切れトンボ」的に終わってしまった気がするんだけど、どう思われただろうか?
そもそもタイトルの「有限会社 夢幻堂」の会社名すら、まだ話の中に登場してもいない。
実を言うと、当初、この「第1話」は30ページ超あったのである。
しかし、ただのギャグ漫画としては、ちょっと長すぎるため、2つに分割しようと、話の途中で無理やり気味に「ぶった切って」しまったのだ。
そのため、ものすごく中途半端な「第1話」になってしまったかも知れない。

……と言うことで、現在、このまま引き続き「第2話」を執筆中であります。
とりあえず、秋頃には完成させる予定(あくまで予定)ですので、どうぞ、乞うご期待!

「ねじ式」パロディ漫画

ねじ式

お待たせしました。3か月ぶりの更新です。
「有限会社 夢幻堂」第2話を配信いたします。どうぞご覧ください。→コチラ

まあ、見てのとおり、つげ義春の「ねじ式」を一部パクったような場面が登場する。
一応説明すると、主人公の男は芸術家肌の漫画家で、貸本漫画時代(つまりガロ以前)に、「ねじ式」そっくりの作品を実は描いていたという設定なのである。

しかし、そもそもこんな漫画、描いて良かったんだろうか?
自分としては、これは「愛のあるパロディ」であり、いわゆる「パクり」や二次創作と呼ばれるものとは違うと思っているが、その境界線を、わたし自身よく理解できていない。
まあ「なんでもあり」のネット漫画だから好き勝手に描けば良いのかも知れないが、「キワモノ扱い」されたくもない。
なぜなら、自分自身、この作品は「傑作」だと思っているからだ。
「キワモノ」として見られるなど、心外である。(怒!)

しかしながら、今の時代、「ねじ式」を知っている読者ってどれだけ居るんだろうか?
いや、「ねじ式」どころか、それ以外にも結構マニアックなパロディが、この漫画には散りばめられているのだが、果たしてどれくらいの人たちが気付いてくれるのやら……?

……あ、あれ?
つまり結局この漫画って、マニアックで一部の人だけにしか理解できない「キワモノ漫画」っていう事になるのだろうか? う~む、心外である。(……)